絵を描くのは、キャンバスだけではない。屋根に使う防水紙「ルーフィング」にも作品を描いた画家が、二宮にいました。二見利節(ふたみ・としとき)。その作品や資料に出会えるのが、山西にある「二宮町ふたみ記念館」です。
いつも通る町で、一人の画家を知る時間を。素材に目を向けてみると、美術館の楽しみ方も少し変わりそうです。
二宮の画家を知る、小さな寄り道

ふたみ記念館は二見利節の生誕100年を記念して2011年10月に開館しました。遺族から寄贈された2,500点余りの作品をはじめ、画家に関わる資料を保存・展示しています。
町の紹介ではパステルやペンを使った制作に加えて、晩年にルーフィングへ描いた独自の表現を紹介しています。何が描かれているかだけでなく何に描かれているのか。そんな視点を持って作品を見るのも、この画家を知る入口になります。
晩年の作品に出会う展示は10月25日まで
常設展「二見利節の世界-二宮の洋画家 没後50年-」は、時代を分けて作品を紹介する展示です。後期は晩年期の作品などがテーマで、会期は2026年6月3日から10月25日まで。
美術の知識をたくさん持っていなくても、気になった一枚から見始めてみる。線や色、描かれた素材の違いを手がかりにすると、自分なりの楽しみが見つかるかもしれません。
後期展示を見たい人は、会期内の開館日を選んで訪ねてみてください。展示の案内は二宮町の常設展ページで確認できます。
情報確認日:2026年10月20日