湘南の楽しみは、海辺だけではありません。平塚市西八幡にある平塚市美術館では、この地域とつながりのある美術を、展覧会や館内外の作品を通して楽しめます。絵を見に行く日にも、街歩きの途中で少し立ち寄る日にも。まずは気になる展示から、館内を巡ってみませんか。
湘南の作り手とつながる場所

1991年に開館した平塚市美術館は、「湘南の美術・光」を軸に、近現代の作品を集め、紹介してきました。
湘南で暮らした画家の作品を知ると、いつもの街にも違う一面が見えてきます。旅先の名所を巡るように、身近な土地と作品のつながりを探す。そんな楽しみ方ができる美術館です。
工藤甲人の絵から、平塚とのつながりをたどる
2026年11月23日までの工藤甲人展では、長く平塚にアトリエを構えた画家の歩みを紹介しています。
公式ページで紹介されている《愉しき仲間(一)》には、木々の間に人物や鳥、動物が描かれています。緑の奥に広がる黄色や、生きものたちの姿。まず気になる色や形から見てみると、作品に近づく入口になりそうです。
展覧会の一般観覧料は1,000円。気になる作品があれば、会期に合わせて訪問日を選んでみてください。
展示室の外にも、小さな発見
過去のロビー展「糸賀英恵展」(2019〜2020年)の記録は、美術館の公式動画でも見られます。
絵画の常設展はありませんが、館内外のフリースペースには造形や彫刻が展示されています。図書・情報コーナーもあり、展示室以外は無料で利用できます。
展覧会の前後にもう少し作品を探したり、本を開いたり。展示室に入るだけで終わらない過ごし方も、この場所の楽しみです。
長期休館前の訪問は、年内の予定を確認して
大規模改修に伴い、2027年1月1日から全館休館が予定されています。休館前の最終開館予定日は2026年12月27日。再開は2029年4月頃の予定です。
会期や休館日の変更は、美術館の公式案内で確認してから出かけましょう。
情報確認日:2026年10月18日