海辺を歩くだけでなく、その海の中ものぞいてみたい。そんな日の行き先にしたいのが、藤沢市片瀬海岸の新江ノ島水族館です。相模湾の魚たちを紹介する大水槽からクラゲの展示、深海を調べた潜水調査船まで、海を見る入口がいくつもあります。初めて訪れるなら、気になる生き物を決めつつ、展示ごとに目線を変えて歩いてみませんか。
相模湾大水槽から、身近なシラスの世界へ
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相模湾ゾーンの中心となるのが、館内最大規模の「相模湾大水槽」。岩礁や沖の環境を再現した水槽で、約8,000匹のマイワシが群れをつくります。群れ全体の動きを追ったあとに、水深によって泳ぐ魚の種類がどう変わるか見比べると、一つの水槽にもいくつもの見どころが見つかりそうです。
大きな魚だけでなく、湘南の食卓でおなじみのシラスにも注目を。「シラスサイエンス」では、生きたシラスの常設展示を行い、生まれたばかりの姿から成長していく過程を紹介しています。食べ物として知っていたシラスを、生き物として見直せる展示です。干潟やアマモ場、漁港などを再現した海岸水槽もあり、いつもの海辺と館内の展示をつなげながら楽しめます。
クラゲは「眺める」と「知る」を行き来して
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「クラゲファンタジーホール」は、半ドームの空間に大小13の水槽と、中央の球型水槽を配置したエリア。丸い水槽の中を漂う姿や、種類ごとに異なる傘と触手の形を、自分のペースで眺められます。公式案内では常時約14種類を公開しており、展示する種類は変動します。
その姿に興味がわいたら「クラゲサイエンス」へ。こちらは生態や生活史、給餌などを紹介する研究コーナーです。クラゲの多くに、イソギンチャクのような姿の「ポリプ」の時代があることも学べます。形の美しさを楽しんだあとで、どう育つのかを知る。二つの展示を続けて見ると、同じクラゲへの関心が少し広がりそうです。
深海の実機展示と、海を背景にしたイルカショー
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「深海Ⅱ」には、有人潜水調査船「しんかい2000」の実機を常設展示。全長9.3メートルの船体に加え、コックピットや深海研究の歴史を紹介しています。相模湾で318回潜航した調査船を前にすると、海岸からは見えない海の奥行きにも目が向きます。
イルカショースタジアムは、江の島や相模湾を背景に取り込んだつくり。ショーも楽しみたい人は、来館前に当日の時刻を確認し、その前後に水槽をめぐると予定を組みやすくなります。生き物の状態などにより内容が変わることもあるので、お目当てのプログラムは来館日の案内で確かめましょう。
情報確認日:2026年10月14日
